2013年4月24日水曜日

ロハス建材 仙石敦嗣

梅雨前線が活発になる時期は、台風が日本に上陸しはじめる時期でもあります。
台風のピークは8月頃なので、必ずしも梅雨の時期と一致するわけではありませんが、梅雨明けの時期と台風が重なることで、非常に大きな被害が出ることがあり、両者の関係は必ずしも皆無とはいえません。
台風のメカニズムとして、地上の近くでは周囲の空気を吸い上げ、上空ではその吸い上げた空気を放出するという性質が存在します。
これが何を意味するのかというと、梅雨前線が停滞している状態で台風がやってくると台風が水蒸気をどんどん吸い上げ、上空に放出することで大量の雨雲が生まれ、豪雨を呼び込むことになるのです。
そのため、6?7月上旬頃の台風は勢力の強さだけでなく、雨量にも注意が必要です。
一方で、台風が梅雨前線と共に北上していくというケースも多く、台風一過の後に梅雨も明けるということがよくあります。

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